2011年 6月17日(金)  
キアシシギ 頑張る
 昼過ぎに、野島に出かけます。ここ2・3日シキ・チは居ない。サギもいない。
居ても、カワウぐらい・・・。という淋しい状況。渡り遅れのキアシシギが1羽居
りました。
この写真を見て「あれ」と思う人は素晴らしい、観察力をお持ちです。
何か、このキアシシギは少しおかしい。と思うのですが、歩き回らず、じっ
として居るのですが、トテモ上手に、カニを捕まえます。 ・・・でも何か変。



 歩いているのを見ると、歩き方がとても変で、ぎこちないのです。


 左側の羽根からお腹のあたりも、妙に膨らんでいます。


 何処かで、怪我をしたのでしょうか。
鳥を見ていて「何か変」と思ったときはじっくりと見ることにしています。珍しい鳥や変わった行動を観察できることが多いのです。

 
野島水路の道路問題についてはここをクリックしてください。


 左の模様と右の模様が違います。これも変。


 やっと分かった原因が、この左足。人間で言う かかとからつま先が総べて無いのです。


 左側の身体は、この足で掻いていました。しかし、ただ掻けるだけで羽繕いは出来ないようです。左の足1本で立つことが出来ないようです。このため、右側は掻く事はもちろん、羽繕いも出来ません。
 救いはただ一つ。動かなくても、カニを取れるということ、食事では困っていないです。でも、不便で歯がゆいでしょうね。ガンバレ。


 
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のらくら鳥見日記
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